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2026/03/17 18:00

こんにちは!

日本最古のデニムブランド「STAR OVERALL」の広報担当Mです。

今後、BASEのブログやnoteで、発信をしていきます!


https://note.com/staroverall


https://staroverall.base.shop/blog


まずは少しだけ、STAR OVERALLの紹介をさせてください。


STAR OVERALLを運営している山本被服株式会社は、

100年以上ユニフォームを作り続けてきた、静岡 沼津の老舗企業です。

STAR OVERALLは、かつて山本被服の祖業であったデニムオーバーオールを

100年の時を経て復刻したことで、再始動しました。


「人生にユニフォームを」


というコンセプトのもと、ユニフォームを再定義し

日本最古という圧倒的な歴史・ストーリーを誇るデニムブランドを通じて、皆さまに人生の相棒を届けることを目指しています。


もっともっと、沢山の方にSTAR OVERALLの物語を知ってもらいたい。

そんな思いで、歴史・ストーリー・復刻秘話・作り手のこだわり…などなど

マイペースに更新していければと思います。


僕自身、普段はSTAR OVERALLが作られる沼津の工場で働いています。

プロジェクトリーダーの「スタオバおじさん」や、一癖も二癖もある「工場長」が大好きで、そのうち彼らのことも発信していければと思っています。


前置きが長くなりましたが

まずは、日本最古のデニムブランドはいかにして誕生したのか!?100年前に遡って、その物語を覗いてみましょう…!

ぜひ、お付き合いください🙇




プロローグ

工場の古い資料をめくっていると、何度も出てくる名前があります。


山本彦太郎。妻のゑき。


この夫婦こそが、山本被服の創業者です。


STAR OVERALLの歴史の原点は、1911年の出来事にさかのぼります。


このブランドの物語は、ある夫婦がすべてを失ったところから始まるのです。




すべてを失った年

明治の終わり、山本家は馬喰(ばくろう)として 牛や馬を売り買いすることで生計を立てていました。


しかし、2年間にわたる台風により大水害が起こり 財産である牛馬をすべて失ってしまったのです。


山本彦太郎は家族を抱え、途方に暮れることになります。


生活の基盤は完全に崩れてしまいました。


残されたのは、家族とこれからどう生きるかという現実だけ。


ちょうどその頃、炭鉱夫としてアメリカ西海岸で出稼ぎの話がありました。


彦太郎は悩んだ末 大きな借金を背負い、妻と子供を置いて 単身で、アメリカへ渡る決心をしたのです。


当時、多くの日本人が夢や仕事を求めて海を渡った時代です。

 

ただ、彦太郎の渡米は、「生きるための選択」だったのかもしれません。


1911年 妻のゑきや家族を日本に残し、彼は一人で海を渡りました。


 STAR OVERALL誕生に繋がる、すべての原点となる年です。




炭鉱夫として働く日々

アメリカに渡った彦太郎は、炭鉱で働き始めます。


華やかな仕事ではありません。


むしろ、最も過酷な労働のひとつだったと言われています。


炭鉱の中は暗く、空気も重い。


体を酷使する仕事です。


現場では、さまざまな国の労働者が働いていました。


言葉も文化も違う人たちが、同じ作業に向き合う場所です。


彼はそのような慣れない環境の中

必死に働いて、日本に残した家族に仕送りを送ります。


アメリカにわたって半年

最初は毎月届いていた送金が滞るようになりました。 


残されたゑきは小さな子供を抱え、生活もままならない事態に…


この頃の彦太郎の様子は、どこにも記されていません。


日に日に生活が苦しくなるゑきは、夫の安否もわからない状態だったといいます。


今のように簡単には海外へ行けず ましてアメリカに船で渡る時代です。


この時代に、家業を失い借金を背負い

家族を置いて単身で渡米するというのが、どれほど重い決断だったか

想像を絶する重圧とハードな環境だったのではないでしょうか。


残してきた家族に送金すらできなくなる…

アメリカでの彼自身の生活も、大変に苦しいものだったはずです。


そんな、過酷な環境下で着ていた作業服

実はこれこそが、STAR OVERALLの原点です。


当時、まさか自分が炭鉱夫として着ていた作業服が

将来の家業になるとは想像もできなかったでしょう。


いかにして、炭鉱夫の作業着からSTAR OVERALLが生まれるのか?


このお話の続きは、次回の更新でお伝えできればと思います。




まだ誰も知らない物語のはじまり

今の時代、デニムはとても身近な存在です。


老若男女問わず、ジーンズとして街中でも当たり前に見かけます。


しかし、1910年代の日本では、ほとんど知られていない服でした。


ましてや、日本人が自分たちの手でデニムの作業着をつくる。


そんな未来は、まだ誰も想像していなかったはずです。


STAR OVERALLに関わるまで

僕自身も「デニムといえば岡山」と思っていました。


実は日本デニムの起源が、自分の住む沼津だと知った時の興奮を、今でも覚えています。


たまたま海外から沼津にデニムが伝わってきたわけではなく

彦太郎・ゑきという、2人の日本人が始めた物語だったのです。


STAR OVERALL、日本最古のデニムの物語で

僕が一番好きなのは、彦太郎からの送金が滞ったこの後の話です。


STAR OVERALLの真の立役者


日本に残された、妻のゑきが大きな決断をします。

ぜひ、続きをお楽しみに!






STAR OVERALLが気になる方は・・・


記事をご覧いただきありがとうございました!

STAR OVERALLを気に入っていただけた方や、実際にアイテムをご覧になりたい方へ


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STAR OVERALL 1923 -BASE SHOP-


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着用イメージなどもございますので、ぜひ覗いてみてください👀