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2026/03/27 18:00
こんにちは!
日本最古のデニムブランド「STAR OVERALL」の広報担当Mです。
前回は・・・
すべての原点である山本家がすべてを失い、大黒柱である彦太郎がアメリカへ出稼ぎに行くも順風満帆とはいかず、日本に残された妻ゑきと子供たちが苦しい生活を強いられたお話でした。
今回のお話は妻ゑきが、ある決断をするところから始まります。
前回お話はこちら
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再会の地で見たもの
彦太郎がアメリカへ渡って半年ほど経った頃から、毎月届いていた送金が途絶えはじめました。
妻ゑきは、小さな子供を抱えて、夫の安否もわからないまま過ごす日々…
どれほど心細かったか、想像するだけで息が詰まるような話です。
それでもゑきは、ただ待っているだけではありませんでした。
なんと…子供を彦太郎の両親に預け、自らも渡米を決断したのです。
この時のゑきの決断がなければ、STAR OVERALLは誕生しませんでした。
なんとか渡米し、彦太郎と再会できた妻のゑき。
彼女が現地で見たのは、思い描いていたような光景ではありませんでした。
異国の暮らしに馴染めず、仕事にも身が入らない彦太郎がそこにいたのです。
再会時の2人の詳細は記されていませんが、
この時のゑきの気持ちは、想像に耐えません…
そんな状況にも関わらず、ゑきは彦太郎を責めなかったようです。
それどころか、夫を励ましながら、
なんと自身も洗濯婦として働きはじめます。
生来しっかり者で働き者だったと伝わっているゑきの姿に、彦太郎も心を動かされていったのでしょう。
ふたりで働く。
ふたりで暮らす。
ふたりでなんとか前へ進む。
ここから、山本夫妻のアメリカ生活が本当の意味で始まっていきます。
ふたりで働いた10年
ふたりでひたすらに働き続け、気づけば10年近くが経っていました。
毎日働いて、暮らして、また働く。
その繰り返しの中で、ふたりはただ生活費を稼いでいただけではなく、
この先を考えるようになっていきました。
「そろそろ日本に帰って、家族で一緒に過ごしたい」
ゑきは数年前から、帰国のことを考えていたといいます。
ただ帰るだけではない。
帰国したあとも生活していけるだけの糧がいる。
現地でもっとしっかり稼ぎたい。
そして、日本へ持ち帰って商売にできるものを見つけたい。
そうして日々を重ねる中で、ゑきはある作業着に目を留めます。
炭鉱夫たちが着ていた、オーバーオールです。
いよいよ、山本夫妻とオーバーオールが繋がり、
STAR OVERALL誕生の片鱗が見えてきました。
炭鉱夫のオーバーオールに目をつけたのがゑきだったというのが、
僕がSTAR OVERALLのストーリーでとても好きな部分です。
STAR OVERALLの物語は、彦太郎の単身渡米から始まりますが、
真の立役者は妻のゑきです。
頼りない旦那の尻を叩いて、異国の地で戦う”かぁちゃん”。
そんな強き日本の女性が生み出した、日本最古のデニムオーバーオール。
こんなにエモくて渋くてかっこいいデニムブランドに、
僕は出会ったことがありません。
お話はまだまだ続きます
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